世界観

ギルドの活動

　目的らしい目的は制定されていない。
　アンデッドの討伐、アリーティア内の死体の行き着く先「セメタリー・アルカ」への遺体回収、同区画でのアンデッド群掃討などを行っている。

思想

　主な仕事から、不浄を許さぬ苛烈な組織と思われる事もあるかもしれないが、組織としてのアンデッドに対する思想は「収入源」程度の物であり、特段強い排斥思想などは掲げていない。
　無論"組織として"であり、所属者の中にはアンデッドに敵対的な思想を持つ者も居ない訳ではない。

特徴

　ペストマスクを付けた者が多い。
　大元である組織の頃から戦場跡という不衛生な環境に関り続けていたため、疫病対策の意図から始まった物であり、主に嘴の先に万能薬が詰められている事が多い。
　現在アルカで活動するにあたっては基本的に必要のないもの(「セメタリー・アルカ」侵入時以外)ではあるが、実利だけでなく、"ヴァルチャーズ"としてのトレードマークにもなっていたため、これが無いと締まらない、と言うのがギルドマスターの言である。
　とはいえ、環境が違う以上強制されるものでは無く、ペストマスクを付けない、違う物を付けている、といった者について特段ペナルティなどはない。

加入・脱退

　来る者拒まず、去る者追わず。
　試験らしい試験もなければ面談のようなそれらしい事もしない、顔を合わせて挨拶して、必要なら寝床を決めて終わりである。最低限の良識さえあれば。
　勧誘らしい勧誘も基本行われていないが、行き場の無いグライアイに関してだけは誘う事がある。これは大元である組織の成り立ちによるものであり、ギルドマスターの極めて個人的な仲間意識である。

拠点

｜神殿居住区浴場横風呂場付部屋《贔屓ではなく被害軽減》

　神殿ホールから居住区に入ってすぐ、浴場の隣に用意された大きめの風呂場の付いた部屋。
　仕事柄腐肉や溶けた死体などを浴びている事が多いため、共有の浴場を使わず、被害範囲を広げないため、浴場横に用意されたもの。
　目的上奇妙な間取りに作り替えられており、入ってすぐが風呂場、そこを抜けると居住用の部屋となる。
　風呂場には身体だけで無く荷物類を洗うための道具なども持ち込まれている。また、女性メンバーが加入してからは風呂場を経由しない入り口が増設された。
居住部屋には大した物は置かれておらず、特筆する物といえば、禿鷲の印が捺された対アンデッド技術の書籍の山がある程度の殺風景な部屋である。

PL情報

ギルドサポート取得

　蘇生、祝福、陣形、フェロー:ケットシー。
　以後は宿敵:アンデッドを積み続けるカッターナイフみたいなギルド。

データについて

　対アンデッドに特化したギルド、推奨メイキングは《グライアイ:デッドヘアー》。
　他種族等を拒む物では無いが、性能を活かすのであれば強制的に対象を特攻範囲に収められるため便利。
　他種族であれば、ボスがアンデッドと明確な場合を除きタウンギルドを利用するのが無難か。

セッション履歴