一人称「俺」「おじさん」二人称「君」

「どうしたんだい、困っていることがあればおじさんに教えてくれないかな」
「君がよければ手伝うよ」
「さよならなんて適当にでもやっておいたほうがいいよ」
「後から言えばよかったなんてカッコつかないからね」
「君らが危ないってときは助けるけどね。あんまりおじさんを頼らないでよ？」
「ひ〜……やっぱり若い子は元気だね〜……」
「おじさんもうクタクタだよ…昔はもっと走れたんだけどな…！」
「おじさんのお節介だよ～。嬉しいかは分からないけどま、お節介なんてそんなものさ」


「7…いや、今は8歳か」
「魔族に攫われた息子を探しててね」
「探してる途中でここに転移されて来たんだ」
「少しでも捜さなきゃいけないんだけどね。もどかしくて眠れない」


自分の息子を魔族・妖魔に誘拐されたため、その行方を捜す旅をに出た。
普通であればほとんど絶望的であることをどこか悟りながらも
寝る間も惜しんで生存の可能性を追いかけていた。
1年に及んだ放浪の旅も成果なく、胸に抱いた希望は行き場を無くし憎しみとなっていったころ、
古代都市アルカの転移事故に巻き込まれ、縁もゆかりもない土地へとたどり着いてしまう。
そこから生きるため、帰るため、息子を探すために、戦うことを決意した。

復讐方法は現状は、若きを育み少しでも多くの魔族・妖魔を打倒してもらうこと。
息子を誘拐した、または殺害した対象が現れた場合、その存在の排除。

息子は7歳の頃に誘拐された。
早くに病気で妻を亡くしており、男で一つで育ててきた。

魔族さえ、妖魔さえいなければ息子に危害は及ばなかったという偏った思考があり、
その妖魔が人間と敵対しないと分かるまで敵対的に接する。

目の下のクマは放浪の間に出来たもの。
文字通りの血眼になって過酷な移動を自分に強いてきたため、
身体は動くようになったものの精神はすり切れた。
長く歩けるが走るとすぐに疲れる。

「いやぁ、30も過ぎて徹夜なんてするものじゃないね」


軽度の不眠症とアルコール依存症。
疲れ切った日はすぐに眠りにつくが、そうでなければ息子のことを思い出してしまう。
そのため、酔いつぶれるように酒を飲むことが数日に一度発生する。
幸せを感じるとなおさらで、


女性想いでもあり子供想い。
病気がちな妻だったため女性の体調に心配性を起こす。
また、背丈が小さい人物、特に男子は目を離さないようにする癖と
話しかけるときは屈む癖がある。
困りごとがあれば声をかけたくなる。
その子の親のことを思ってしまうため、子供を傷つける人物には容赦がない。


妻や息子のためによくスープを作っており、
その頃の名残で少し料理ができる。
くたくたほろほろになるまで野菜を煮込んだ
塩で味付けしたスープを一番作っていた。

現在では酒は飲むが、昔から煙草は吸わない。
これは病気がちの妻を気遣い、そして生まれたばかりの我が子を思いやっていたため。


依頼を受ける理由は3つ。
1つ目は息子の捜索のための聞き込み。
2つ目は魔族・妖魔討伐のための鍛錬、
3つ目は若い子たちの手助け。

どこかにプレドミナントをねじ込みたい(願望)
取る物が無くなったらアンアーム、ネイキッド(リジットプリセプト前提)