転移してきたアルカ版は「ある人物」と会うことなく、足の負担を度外視し続けた。その結果アポリオン騒動で出動していた時に足がついに壊れ、アポリオンに四肢を食われてしまった。食われた部分はその後治療と機械への置換が施されたものの、ラクシアに帰りたいという焦りから自滅したこと、無事に元の世界へ帰るという希望が砕けたことから心が折れ、今のような状態になってしまった。
名乗っている姓はアポリオン騒動での負傷前は「ランセムル」であったが、機械の四肢になってからは「ティルピッツ」へと変えている。
機械の足になってからはうまく回避ができなくなり、蹴りでの投擲にも支障が出てしまったため、本来の戦い方である両手に武器を持つ方法に変えた。
今でも心の奥底にはラクシアへ帰りたいという思いがある。だが致命的な変化が自身の身に起こってしまったこと、簡単に心が折れてしまった自分を恥ずかしく思っていることなどから、表に出すことはほぼない。